ツェルマットのあるヴァリス地方とサンモリッツのあるエンガディン地方を鉄道で行き来するのにはBVZ(ブリーク・ヴィスプ・ツェルマット鉄道)、FO(フルカ・オーバーアルプ鉄道)、RhB(レイテッシュ鉄道)という3つの鉄道会社をまたがって運行されるので、その度に乗換が必要となる。しかし、「氷河急行」は乗換無しで直行運行されるので便利。。「急行」と名付けていても早くはない 全線乗ると8時間もかかる。(その後、前2社はMGBマッターホルン・ゴッタルト社という形で経営統合された)実は私たちも未だ通して乗った事はない。今回はブリークからサン・モリッツに乗車している。

以前はフルカ峠を越える時にフルカ氷河を間近にみることが出来たが、今はトンネルとなってしまい見ることができない(フルカ氷河自体も大きく後退して旧路線からも氷河は見れない)が 全線綺麗な風景と鉄道模様で楽しい

氷河急行は通常パノラマカーで運行される。パノラマカーは天井までガラスで明るいが、晴天時の車内は暑い。また横4席なので狭い。また窓が開かないので写真撮影はやりにくい・・・という具合で乗換の手間を惜しまなければ普通列車に乗った方が快適。。
RhB区間は普通列車(正確には完全各駅停車ではなく快速なたいなもの)も連結し15両編成 普通列車と氷河急行が連結運行されているので、急行と言っても早くない。最後尾の車両から先頭を望んだ写真。。
高度を稼ぐためのループ線路も多数 下に見える線路を通って来た
ホワイトキャニン(有史以前の地滑りの跡)と現地の人が呼んでいる崖の横を払う。単線だが時間に正確なのですれ違いはスムーズ
氷河の解けた白い水 この付近ではラフティング風景を目撃できる
見所の一つランドバッサー橋を最後尾から眺める カートレインを1両連結している
スイスの画家アロイス・カリジェの眠るトルンの墓(やや右の黒い墓石)の脇を通過。車上から祈る。
連結されている貨物車に積まれている自転車 乗ってきた自転車をそのまま積んでくれるので旅行も容易