ロルカノLocarno
 

今年の旅行では初めてティチーノTicino地方を訪れた。 ティチーノ地方はアルプス山脈の南に広がるイタリア語圏。 すぐ南でイタリアと国境を接するこの地方の特徴は

「スイスの中のイタリア」
「イタリアの中のスイス」
「温かい、椰子の木生える避寒地・・・北スイスやドイツの人にとって」
「涼しい、湖畔の緑生える避暑地・・・南イタリアの人にとって」

というところだろうが、私たちにとっては「暑い」という事前の印象が強く、 今までこの地を訪れる事はなかった

確かに暑い事はあつい 日中の気温も30度は越えただろうし、 湿度もアルプスの山麓地方に比べるとかなり高いのは確かだった。 しかし 東京地方の蒸し暑さに比べれば はるかに過ごしやすく、 日が沈めば 寒くも暑くもないなんとも言えない心地よい風が吹き渡った

風景は典型的なスイス風景である牧草地、シャレー風建物、岩山・・・とは違い、 山は緑の木々が豊か 建物は3〜4階建ての四角いビル 牧草地は見当たらず、 畑やビニュールハウスが・・・ と日本的風景に近い。 確かに椰子の木も生えている。

ティチーノ地方での最大の都市はルガノ。 ロカルノはルガノとアスコナの途中にある比較的大きな街。 しかし今回の宿泊はロカルノから更に引っ込んだアスコナ。 マジョーレ湖畔の小さなリゾート地だ。 これは大正解だった 街良し ホテル良し 天気良し

たぶん スイスにはこの町のように 私達の知らない宝石の様なところが たくさんあるのだろう

 
小さなケーブルカーで街の上へ上る
ケーブルカー駅そばの見晴らし台にて
マドンナ・デル・ソッサ教会と麓に広がるロカルノの街
街の中の壁画
インストリートに接する路地 彩りががきれい
ビスコンティ城跡
ロカルノの街はマジョーレ湖に面する温暖なところ