8月3日(土)チューリッヒ空港(小雨)から1時間強でブルンネンへ(雲の多い晴れ)。
ブルンネンのホテルはベルビュー・オウ・ラックBELLVUE
AU LAC。「湖に面した良い眺望」という意味だろう。湖畔のプロムナードに直接面した3星ホテル。駅からは送迎サービスは無しでタクシーで8フラン〜10フラン。駅から距離は1キロくらいあるようだ。
宿泊した部屋はVierwaldstattersee湖(ルツェルン湖と一般には称される)に面した最上階の456号。十分な広さと小さなベランダもついており、そこでひとときは気持ちよい。ベランダがある部屋と無い部屋、湖側と山側のとかあるので予約の時はそう言った方が良いだろう。
この夜は到着日でもあり、夕食はスープ、パンとサラダのみとしたが、感じの良いサービスだった。メインのレストランはタイ料理を売り物にしているらしい。この日はたまたま結婚式で盛り上がっていた。朝食は7時半からでテラス席と室内席があり、内容は卵料理等温かいものはつかない。味はこのクラスとしては問題無い。
JALの直行便が16時前に到着するので、今までだったらチューリッヒ宿泊であったが、ここまで足を延ばしてみた。18時には到着出来たので、チューリッヒ市内に比べると格安できれいな自然環境なのでお得な感じ。1泊しかしなかったが、連泊し付近の山を散策したり、部屋から湖上をゆっくりと眺めて過ごしたりするののも良いだろう。ただし、街は狭く、お店も少ないので、本当にゆっくりしたい人にはお勧め。
なお、ブルンネンの湖畔のホテルとしては、もう一つ高級なものとして5星のWALDSTATTERHPFがあり、こちらも湖畔のプロムナードに面した閑静なホテル。このホテルの湖畔のテラスで翌日に昼食をとったが、大変美味しかった。
8月4日(日)雲の多い晴れ
ホテルで朝食。駅で荷物を次の宿泊地にライゼゲペックで送り、近くのロープェイにバスで向かう。約5分でUrmibergの乗り場に到着。駅から約15分程度で歩いても行ける。ロープウェイは今まで乗った中では一番小さいもので6人乗り。それが二台で30分間隔で相互運転している。乗客が多い場合は連続運転していたが、ここを訪れる人はそうは多くないらしい。下の乗り場は無人で料金も上の乗り場で支払う。一人往復19フラン。町で優待カードをもらっていくと割引になるらしい。
上の駅Urmibergから幾つかのハイキングコースが延びている。私達は左手に10分ほど林道を登って小さな峠の牧草地までいってみた。そこからは片方にルツェルン湖、片方にツークZug湖が望める。コースは更にその先に延びているが今回は時間の関係もあり、ここで引き返す。4州湖は上の駅やそれに隣接する小さなレストランからもすばらしい。U字型に大きく湾曲したエメラルドグリーン色の湖とその背後に広がる山々がまるで絵はがきの様だ。
ロープウエイを下り、そのまま徒歩でホテルのあるブルネンの港に散策しつつ戻る。港で若干時間をつぶした後、ホテルWALDSTATTERHPFの湖畔レストランで昼食。その後船でフルーレンに向かう。
たまたま乗船した船はウイリアムテル特急と名付けられたものでテルの縁の地を巡り、また、船内での案内アナウスがある。ブルネンからの航行ではスイス共和国発祥の地とテルが代官ゲスラーから逃げて湖に飛び込んだというテルスプラッテTELLSPLATTEに寄港した。TELLSPLATTEでは記念の教会のカリオンが鳴らされていた。
参考情報:ホテル「BELLVUE AU LAC」のホームページ
ブルンネンの町のホームペー