アスコーナASCONAのホテル
EDEN ROC
2000年夏に宿泊して気に入ったアスコーナのホテルに今年も3泊
 
ロカルノから船でアスコーナの港に接近 アルプスの湖畔の町とは違った明るさ、陽気さがありワクワク
宿泊ホテルEDEN ROCの横を通り桟橋に到着する(右側の旧館に宿泊)
ホテルの部屋216号室パステルカラーのイタリア調でとてもお洒落
ホテルのレストランにて
改装されたホテル専用桟橋にて
回もスイス人のRさんご夫妻と再会
 
マジョーレ湖 ロカルノ→ナスコーナ船の旅
の両町間はバスで10分だが、マジョーレ湖の船便も楽しむ事ができる。

直行船便では20分だが対岸をめぐっていくルートは45分楽しめる。ロカルノ駅から数分の船着場から出る。

スイスパスで乗船しようとしたら、「ここは利用出来ない」ということで、あわてて切符売り場に向かったが、前の人がトラブっていて買えない。出発時間なので、すぐに船に戻り、船内で臨時に切符を発行してもらう事ができた。

ルガーノ湖の船は使えるのにここは使えないとは、と思って後日聞いてみたら、このルートはイタリアの船会社のルートだそうで、それでスイスパスが使えないとの事。そういわれて船を見てみたらイタリアの国旗が掲揚されていた。あとで、スイスパスの適用路線図をチェックしてみたら確かにこの湖は適用外だった。

船はまず対岸を目指し、幾つかのパステル調の家が並ぶ小さな波止場に停船したのち、再び湖を横断してロカルノに向かう。ロカノルは陸上からみてもきれいな町だが水上から徐々に近づいていく風景もとてもきれいだ。背景に緑の山を従え、湖畔のプロムナードにはパステル色の建物とがっしりとしたマロニエの並木が並ぶ。宿泊ホテルを横に眺めながら、小さなアスコーナの桟橋に到着し、短いが魅力的な船旅が終わった。

なお、船はこの先、イタリア圏に向かって更に運行される。

 
ホテル  エデン・ロック EDEN・ROC
の2年の間にホテルはずいぶんと改修されていた。 前回も今回も旧館に宿泊したが、部屋が近代的にリフォームされており、調度が一新され、エアコンも装備された(以前は、要求により窓に設置)。また、テラスが拡張され、アウトドアのテーブルがたくさん置けるようになり、プール脇にトレーングジム機械が設備された。ホテルの桟橋も大幅に改修され、より多くの船を安全に係留できるようになり、またその付近の日光浴エリアも広がった。

しかし、こんなホテルに船で泊まりに来る人ってどんな人なのだろう。自分もこの湖にクルーザや家を持っている人なんだろうけど。日本では考えられない。

今回宿泊した216号室は前回の317号室の一階下で一部屋分陸側に位置する。この差は結構あって、しかも前に庭木があることもあり眺望はいま一つ。同じ料金ならば317の方が良い。予約時に「317か、それとタイプ」と指定したのだが、まあ、同タイプではある。

食事、サービスは全く問題なく、駅への送り迎えも時間通り。イタリア圏だが、そこはスイス的正確さもある。このへんがスイスの中のイタリアというかイタリアの中のスイスというかティチーノ地方の不思議さと魅力。

今回はあいにく天候が思わしくなく、気温も低かったのでプールには入れなかった。また、夕食後のテラスでの「夕涼み」も楽しめなかったのは残念。でも、また、機会を見つけて宿泊したいものだ。

 

参考:エデン・ロックのホームページはこちら