ENGADIN
前二日間のハイキングで足が疲れたので、 今日(2004年8月3日)は列車でエンガディン地方を回ってみました。 帰路には新しく出来たフェレイナ・トンネルを通ってみました(写真無し)。 この地方は過去93年〜99年と5回宿泊していますので 今回で6回目の訪問となる懐かしい場所です
 
クロスターズの駅にて。 いかにもスイスらしいすっきりとしたスタイリング
ハイジエクスプレス。 例によって「急行」とは名ばかり。でもティラノまで直通なので便利です。アルプ・グリュムまで乗ります。
最後尾二両は座席指定のバノラマ車。このベルニナ線の眺めはスイス一素晴らしいと思います。氷河急行と違って氷河もたくさん間近に見ることができます。
久しぶりのラーゴビアンコ(白い湖)。前回は1996年にこの駅で降りてアルプグリュムまでハイキングしました。カブレナCambrena氷河までは3Km程度の距離で登山列車以外からこれだけ氷河が間近に見えるところはないのではないでしょうか?
ここもスイス3大風景に入れたいアルプグリュム駅からパリュPalu氷河の眺め(拡大でどうぞ)。列車からも同じ風景は見ることができます。ここも氷河までは3Km程度。
思わぬところで見かける日本語。 箱根登山鉄道とレーティシュ鉄道は姉妹鉄道。 差がありすぎるが・・・
何も変わっていない駅舎のテラスでコーヒーを一杯飲んでサン・モリッツに戻ります。
帰途の列車には無天蓋車(オープンカー)が連結されていましたので乗車しました
何回かお目にかかったことはあるこのオープンカー。風は若干寒い時もあったけど、極めて痛快でした。
「氷河と列車を一緒に撮影」という有名な撮影場所にはいつも人が一杯。Morteratsch氷河です。次回は是非、道の方を訪問したいですね。
ムオタス・ムラーユへの登山鉄道の駅。上の駅も見えます。この山をハイキングしたのは1993年の事でした。早10年が経ちます(感慨深い)
サンモリッツで昼食。後ろのホテル「シュバイツァーホフ」は1997年に宿泊。妻がワイン飲みすぎて倒れ、医者が来た騒ぎを思い出します。
セガンティーニ美術館に行きましたが昼休みで入れず。美術館前からセガンティーニの亡くなったヒュッテのある山を望む。
サンモリッツの斜塔のある古い教会。騒がしい街中から一歩だけ入っただけなのに落ち着いた静かな雰囲気が素敵です。
93年、98年、99年と宿泊したカールトン・ホテル。眺望、サービス、食事と満足した宿泊でした。また、サンモリッツに泊まる時は是非ここにしたいです。
サンモリッツ湖畔にて。ことしは街中やゲレンデの方をやたら工事していました。早く落ち着きを取り戻してもらいたいものです。
 

コメント

ハイジ・エクスプレスは座席予約が必要ですが、 連結されている普通車両の一等車、二等車は座席予約は不要です。 ただし、ダヴォスやクロスターズ方面からティラノ方面へは途中駅ポントレジナにて車両乗り換えが必要です(待ち合わせあり)

なお、ハイジ・エクスプレスはヘェレイナトンネルは通りません。 ダヴォスからアルブラ峠をと越えてエンガディンに出ます。

無天蓋車(オープンカー)も予約や特別料金不要です。 走行中も屋根あり車両と行き来も出来ます