乗客、上陸ツアー、一日の様子など
乗客について
約120名の乗客の国籍は米国、オーストラリア、イギリス、この3国がベスト3で、これで7割位を占めていました。他にカナダ、メキシコ、アルゼンチン、南アフリカ、スコットランド、オランダ、ルクセンブル グ、東欧のどこかの国(アルメニア?)、日本(私たち)当たりでした。話題の中国、インドは居ませんでした。

オーストラリアはパースからの人が多く、グループツアーで来たのかと思ったら、そうではなく皆、個人旅行でした。

事前の予想では地元ヨーロッパの人が乗るのではと思っていましたが、そうではありませんでした。これは船会社や主要な旅行エージェントが米国やオーストラ リア等にあること、船内公用語が英語であること、地元の人はこのクルーズに乗らなくても、いつでも訪問出来ること、等が要因でしょう。

ほとんどが夫婦での参加です。年齢層は60代以上のリタイア後、あるいは準リタイヤの人たち。リバークルーズや海洋クルーズのリピータの方も結構居て、中には相応にお金持ちっぽい人も。
上陸ツアーについて
船は毎日どこかの町に着きます。そこでは上陸して、現地ガイド(英語)によるツアーが用意されています(クルーズ代金に込み)。大体1時間半〜2時 間程度の歩きを含めたツアーで、現地までは徒歩の場合もバスで行く場合もあります。

通常は午前中に行われ、お昼には帰還して船で昼食をとります。足腰の弱い人たちの為にGentle walk groupという楽なコースも用意されますが、この上陸ツアー自体は自由参加なので、自分で出掛けたり、船でゆっくりしたりすることも可能です。

一番の注意は出航時間には帰還していなければならないことで、帰還締め切り時間、街での集合時間/場所は注意が必要です。また、上陸時には特別なパスを持って行き、船に戻った時に返しますが、船側はこれで帰還しているかどうかチェックします。
一日の様子
このクルーズを計画した時には「船旅でゆっくりできるな」と思いましたが、実際は結構忙しいです。

6時  起床
7時  朝食
9〜11時  上陸ツアー
12時  昼食
午後  航行、自由散策、船上イベント、上陸ツアーなど
17時  シャワーや夕食の為の着替え,洗濯
8時半  翌日のブリーフィング
19時  夕食(約1時間半)
21時  船上イベント、夕涼み、部屋でゆっくり
22〜23時  就寝

その間にブログを更新したり、撮影した写真をPCにセーブしたり、と。何よりも、外が明るくて船が動いている時は落ち着いて船室にいられないという貧乏性があります。持参した4冊の単行本もほとんど読めませんでした。
航行について
大きな川ですが、急流はありませんし、波もありませんので航行は大変スムーズです。ほとんど揺れは感じません。時々、震度1位で、海洋クルーズとは大違い。もちろん、船酔いなんてこともありません。

船が航行するのは昼間だけと思っていましたが、夜中も航行します。そして翌朝には新しい街に着いているというのは海洋クルーズと同じです。

ライン川始めヨーロッパの多くの河川・運河には船の航行を助ける為に多数のロックLockが設置されています。これは日本ではほとんど馴染みがない設備ですが、平たく言えば船が乗るエレベータです。百聞は一見にしかず。YouTubeに動画をアップしましたのでちょっと見てください。ここです。

ライン川クルーズのTOP