フルカ山岳蒸気鉄道  
Dampfbahn Furka-Bergstrecke(DFB)
この鉄道も2005年に乗車しているが、オーバーワルトまでの全線が開通したということで再訪した。全体は20Km、2時間の行程  インターネット(ここ)で予約が必要(当日でも空席あれば乗れるが結構混んでいる)

鉄道の歴史:この路線は元はFO(フルカ・オーバーワルト)鉄道の本線が走っていたフルカ峠路線であったが、フルカトンネルが出来た後は廃線にになってしまった。しかし、その後、鉄道好きの人が集まり、この峠路線を譲り受け、線路も整備し、蒸気機関車もベトナムなどから買い戻し、リアルプから峠を越えたグレッチGletsch駅までを開通・観光営業させた。更にその後、難所であったグレッチ駅~オーバーワルト駅間を貫通させ、フルカトンネルで廃線となった部分全線を開通させることが出来たのである。
 
リアルプ駅に隣接して、この蒸気機関車路線の駅がある
既に多くの乗客が集まり、機関車の入線を出迎える
ドヤ顔のボランティア機関士
窓の紙には座席予約者の氏名が表示されていたので分かりやすい
リアルプ駅を出発  直ぐに上り坂になり機関車がんばる
全路線に渡ってリアルプ側からは進行右側が眺望が圧倒的によい
暫く行くと機関車に給水の為に一時停車  下車もできる
一等車  左のデッキにも出られるので撮影には便利
峠付近は残雪が多かった
峠の駅「フルカ」での休憩  20分程度の休憩  売店もあり賑やかな一時
フルカ(フルカ氷河)に向うジグザク道(1990年の旅行で通った)
ローヌ氷河は後退が進み、ついに列車からは見えなくなったようです
グレッチGletsch駅
100年前はフルカ氷河はこの谷を埋めてホテルの手前まで来ていた、と。
グレッチ駅からオーバーワルトまでの新開通路線は狭い谷に沿って進む。森林帯に入るので眺めは良くない。
オーバーワルト駅に到着。その後、手前のターンテーブルで機関車の方向転換が見られる
オーバーワルト駅の食堂でスープとサラダ、パンの昼食を取った