世界遺産 Mustair
ミュスタイヤの修道院

聖ヨハネ・ベネディクト修道院
サン・モリッツから東の方のイタリア国境付近にあるこの修道院は、 その堂内の壁画の下からより9世紀初頭の古い壁画が現れて、それが世界遺産に登録された。 スイスの中でもこの場所は初めての訪問。
(2012年7月訪問)
Zernezツェルネッツ駅からバスに乗る。約1時間の乗車。

駅近くは自然林や渓谷の中を走る。この付近にはスイス唯一の国立自然公園もある。

半分を過ぎたころに草原地帯に出て牧草地と小さな村を通過して行く。

ミュスタイヤで下車し、町を眺めながら修道院に向かった。小さいな町だが、建物にはこの地方特有のフグラフッティという装飾もほどこされてきれい。また、イタリア国境も間近なので、どことなくイタリア的な明るい色合いや装飾も目立つ。








修道院は町外れにある。写真の奥側がミュスタイヤの町。右側の時計のある建物が世界遺産。とても小さい。回りは牧草地で牛糞の匂いが漂っていた。こんな田舎だから遠い昔の物が残っていたのだろう。
施設全体は博物館という扱いだが、修道院だけみるのであれば入場券は不要。博物館の方には修道院の生活様式等も展示されている。

修道院内部は豪華なカトリック式の教会を見慣れた目からするととても質素だが、フレスコ画は至るところに描かれている。


最後の晩餐のフレスコ画は世界最古の最後の晩餐の絵と見なされているそうだ。



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