2013年夏スイス旅行の概要

2013年7月4日ドイツからスイスに入国〜7月11日まで滞在し、オランダに移動した。

昨年の予告通り、今年は妻友人3名との合同旅行。宿泊はサンモリッツ6泊とルツェルン1泊でいずれも過去に訪れている所。

訪問前週までは天気が悪く、寒かったようだが、訪問後は連日好天が続いた。牧草地もまだ最初の草刈りが始まったばかりで花々が多かった。

●サンモリッツ●  6泊(7月4日〜10日)

ドイツ・ミュンヘンから列車で移動したが、今年は遅れはなく予定通り待合場所のチューリッヒ空港に到着。飛行機も30分早く到着したので、サンモリッツには予定より1時間早い夜8時には到着できた。さすがスイスの鉄道。

ホテルはケンビンスキーホテル(5星)、バッド地区での宿泊は初めてだった。駅までの距離があるで、ちょっと足を心配したがバスが頻繁に出ており、便利。ただし、路線を間違えて2回ほど乗ってしまった。幸い同じ方向だったので途中で直ぐに対応できたが、行き先地名だけでなく、路線番号を確認して乗った方が確実。特に駅方面は駅に行くバス(近道と遠回りと2ルート)と行かないバス(市街を通って、そのままサメイダン方向に行ってしまう)があり、同じような時間に来る。反対のマロヤ方向もマロヤ止まり、プロモントーニまで行く、コルバッチに寄る等
幾つかある。

サンモリッツを中心として周囲を観光したが、全て以前訪れた場所。しかし、昔の印象と違う感じや季節の違いを感じた。

特別なイベントとしてクルムホテルで行われたオペラ(ジョン・ドバーニ)を夜間に観賞した。チケットは事前にネットで購入。会場は宴会場を利用しているのでオーケストラと舞台と極めて変わった配置で行われたがそれはそれで楽しめた。
終了が夜12時近くになり、帰途の足を心配したが、クルムホテルからタクシーを利用できた。
(いざとなればナイト・バスでホテル前まで帰ることもできた)

7月4日    到着日
7月5日  ソーリオ、コルヴァチ展望台
7月6日  ラーゴビアンコ・ハイキング、ベルニナ線ティラノ往復
7月7日  ディアヴォレッツア展望台、ムオッタス・ムラーユ、ヒッツ・ナイル展望台
7月8日  タラスプ、スクォール・ハイキング、スクォール旧市街散策
7月9日   Fex谷馬車の旅、オペラ鑑賞

●ルツェルン●  1泊 (7月10日〜11日)

サンモリッツからクールを経由し、フリューレンに行って、3時間の船旅を楽しみルツェルンに入った。ホテルは駅のすぐそばのAmeronホテル
駅そばのホテルは初めてだったが、いちいちタクシーに乗らなくてよいので便利。ホテルも通常の快適レベル。

7月10日  フリューレン〜ルツェルン船の旅、ルツェルン散策、フォークロアーショー観賞
7月11日  グループツアー終了

●夕食の悩み●
シニアになって困ったのは夕食。以前だったらハーフペンションの夕食のコース料理もなんとか食べきることができたが、今はもうちょっと苦しい。胃袋も苦しいし、食べ残すのは精神的にもっと苦しい(貧乏性)。
今回の旅行では最初にホテルでアルカルトで夕食を取ったが、それでも一皿が多すぎで全員降参。翌日からはサンモリッツ・ドルフで小盛メニューのあるレストラン(スティファニホテル)を見つけ、毎晩そこで軽く食べた。
思えば普段の夕食だってそんなに食べなくなって来ているので、旅行に行ったからといって毎晩コース料理が食べられるわけはない。今後の旅行でもどうするか悩みの種になるな〜。

●スイスでの日本人●
一時期、インド人や韓国人に押されていた日本人だが、このところ復活しているように見える。昨年もそうだったが、朝のサンモリッツ駅の氷河急行は日本人団体だらけ。また、世界遺産にもなったベルニナ線沿線でもバスや列車で多くの日本人ツアー客(もちろん我々のような個人客も)が移動している姿を目にする。
その年齢層は・・・我々と同じ六十代以上のシニアが圧倒的。スイスにとっては上得意客なのであろうがマナー、文化面で少々の問題もあり。
例えば、列車撮影の為にホームから線路に降りてしまう人は毎朝、サンモリッツ駅で見かけた。その注意の為に鉄道は係員を配置しなければならない。
例えば、ちょっと覗いた高級ホテル・クルムホテルのレストランの夕食にハイキングから帰って来たような全くお洒落でない服装で座っている人がいた。盛装は必要ないけど、少なくとも5星クラスであれば男性ではジャケットはマナーと思う。昨今は旅行会社として事前に注意しておかないのだろうか?
因みに自分が一番最初にスイスツアーに参加した時は旅行会社からスーツ、ネクタイ持参と依頼があった。(昨今はネクタイまでは要求されないが最終的にはホテルの格による)。特に現地では女性はお洒落を楽しみにディナーに来る人も多く,そのような晴れやかな場に
山のジャンバー姿やベージュ一色の服装は失礼に当たるだろう。

と、まあ、偉そうなことを言っても自分も朝や路上の挨拶、ドアやエレベータのマナー等の初歩的なところから至らないことも多く反省しきり。