麗江玉龍雪山

麗江の街からも見える雪をかぶった高山
なんと、ここは4500mまでロープウエイで登れる
ヨーロッパ一高い展望台がツェルマットのクライン・マッターホルン3818m、
マッターホルン山頂が4478mなので
ここが如何に高いところにある展望台か!!
3000m位から高山病の症状が出てくるので
これは未体験のかなり危険な高度

訪問・撮影:2006年11月

麗江の街は高度2400m位
そこからバスで1時間程度の麓の甘海子地区の登山専用バス駅は3050m位
山は世界のどこでも朝早くのスタートが鉄則
この日は本当に雲一つない快晴だった
山の東側に登山施設がある(右:北、左:南、奥:西、手前:東)

最高峰は右側のピークで5596m
ロープウェイで登れるのは写真中央の氷河の左側中程当たり
甘海子で先ずは登山専用バスに乗り換えロープウェイ駅に向かう
なお、このバス発駅付近の甘海子地区は最近開発が進み
ゴルフ場、「印象麗江劇場」などのリゾート地になっている(ご参考クリック
ロープウェイ下駅は3356m
早くも高山病症状が出ている人もいる
ロープウェイは連続運転式で、1台当たり8名程度
直ぐに森林限界を超えて氷雪の世界へ
ロープウェイを降りるとそこは4500mの世界
更に歩道が伸びており4680mまで登れる
が、酸素も薄いのでほとんどの人はこの周辺にとどまる
高山病の人は酸素を吸ったり、ヘタリこんだり・・・
元気な場合でも走りまわらないことが肝要
ロープウェイ駅の近くにある標高「4506」mの碑
来訪証明には最適なので、皆、ここで写真を撮る
しかし、順番で譲り合って撮ろう、てなことはない国民性なので
四方八方から、結局誰の写真にも他人が写るすっきりしない写真になる
横を流れ下る氷河
北半球では一番南にある氷河ということだ
この日は天候がよかったので
下の風景(東方向)も逆光ながらよく見えた
下山後、麗江・束河古鎮から見た玉龍雪山

 

●○●訪問・散策のコメント●○●
・ガイドツアーで行ったので、細かい点は不明なれど、ロープウェイには一日の搭乗人数制限等あること、上で体調を壊した時や天候不良での運行停止などの対応など中国語が流暢でないと困難になるので、個人での訪問は止め、ツアーに乗った方が良いだろう。
・携帯酸素ボンベ、防寒服を麗江にあるツアー会社で借りていく。ボンベは使わなければ返金される。短時間ではあるが、紫外線が強いのでサングラスを持参すべき。
・人によるが3000m当たりから高山病症状が出始める。体調不良の時はやめた方が良い。また、登りのバス内で寝ると高山病になりやすいので、退屈でも起きておく。高山病予防用のクスリも役に立つかも。
・早朝からの行動になる。乗り物に時間はかかるが、上では広場をうろつく位であまり長居する場所でもなく、昼過ぎ位には甘海子に戻ってこられるだろう。