麗江麗江古城

雲南省西北部に位置する麗江(リージャン、れいこう)
旧市街の麗江古城(世界遺産)は 少数民族のナシ族の都であり、
現在でもナシ族の人々が多く居住している
そして、周囲地域には多くの他の少数民族も生活している。

街は中国臨海部の街とは違い、高層ビルもないし、
我々には分からないが話されている言葉も食べ物を違っている

訪問は2006年であり、まだ田舎情緒、昔情緒も残っていた様に感じたが、
当時から市街には新しい店やホテルが続々と建築されていた
近年は更に漢族による観光開発・事業参加で少数民族は追い出され、
町も生活も様子も変わって来てしまっているという記事も目にする

訪問・撮影:2006年11月

(このころ使っていたデジカメは200万画素Canon IXYdigital300
解像度、明暗表現、色合いも非常にレトロな感じですね)

麗江新市街
高層ビルはないがクルマ・人は多い
麗江古城の中心にある広場「四方街」
多くの物売りや少数民族の団体が踊る
麗江古城の通りには土産物店が並ぶ
この地方の織物、お茶、木版画、トンパ文字グッズ等々
北京や上海の土産物店と違って、この地方独特の物が多いので覗いて回るのは面白い
町の中の裏手には水路が走っておりきれいな水が流れている
店の従業員が休んでいたり、物を洗ったりしている
赤い縦提灯はこの地方独特の装飾か?夜になると更に目立つ
水路には金魚も泳ぐ 夜、飲み屋になる店は昼間は閑散
石畳、古い木造の商店がいい風情
「四方街」から山の方にある「万古楼」に少し登ると
美しい瓦屋根が並ぶ麗江古城の町が眺められる
日本の昔の風景もこうだったのだろうと思わせられる
夜は多くの居酒屋が賑わい町の様子が一変する
店頭や窓に店の若い女性が登場して対向する店と口げんか?
客も一緒になって相手の悪口なんかを言い合って遊ぶ
この風習自体はこの地方に伝わるもの
何を言っているのかはさっぱり分からなかったが面白かった
この地方特有の料理
竹に入ったご飯(米)、パイナップル料理、シャブシャブのようなも、魚料理・・・
中でも、有名なのは「虫料理」(右写真)
大皿一杯にいろいろな虫が並んだ
恐る恐る食べてみるが、蝦せんやポテトチップみたいな感じ
皿右上の大きな芋虫みたいなものはさすがに「虫~っ」という味がした

 

●○●訪問・散策のコメント●○●
・団体行動の一員だったので細かいことは不明。
・瓦屋根の風景は道から眺めるのはかなり難しい。眺めの良いテラスを持つ喫茶店に入場することになるだうう。
・土産物屋の価格は正札の通りではなく、値切り交渉に入り、半値以下を狙う。同じような物は他の店にもあるので比べる。
・昼間であれば店覗いて、食事かお茶して、大体3~4時間くらいの散策時間だろう。現地泊であれば観光客のいない早朝散策良いという話だ。