浦東  Pudong

上海の旧市街である外灘から黄浦江を隔てた対岸に作られている新しいビル街
先の万博もこの付近で開かれた
毎年の様に新しい高層ビルが立ち、行くたびに景色が変わっている
ビジネスビル以外にもホテル、博物館、公園、ショピッングセンターがそろっている


(訪問、撮影:2011、2012、2014年)
黄浦江には周遊観光船が運行
外灘側の古い建物は見通し悪いが
浦東側の高層ビル群の高さは迫力ある眺め
栓抜きの様なビルは「上海環球金融中心」
(上海ワールドフィナンシャルセンター)
森ビルが建築した
高さ492mで最上部は有料展望台
上海環球金融中心は2013年までは
一番高かったが、2014年に隣に立った
632mの「上海中心ビル」に抜かされた
ちょっと前までの浦東の名所は
左に見える468mのテレビ塔「東方明珠塔」
今や東京タワー同様低くなってしまった
「東方明珠塔」はダンゴ三兄弟スタイル
上から「I」「 LOVE」「YOU」の意味
と中国の人は言っていたが・・・
浦東側は完全新開発区域なので
道路も歩道も広く整備されている
「上海環球金融中心」を真下から眺める
ここからでは上に穴があいていることはわからない
展望台は何階か有り
上に行くほど料金は高いのは世の常
最上階100階の展望フロアーから
霞んでいてあまり眺望は良くない
これも高所展望台のお約束のガラスフロアー
しかし、ここのビルは凸型をしているので足元には下の階の天井が見えるので怖くない
西方向が一番眺望がよいが何せ空気が悪い
スカッーと晴れる日は年に何回あるのだろうか?
左対岸が外灘の古いビル群だが、この高さからでは周囲に溶け込んでしまっている
「東方明珠塔」の一番上のダンゴの展望台350mがかなり低く見える
直ぐ手前のビルは420.5mの「金茂大廈」
この「上海環球金融中心」が出来るまでは一番高いビルだった
上と同じ方向の夕暮れの風景
昼間よりも夕方の方が風情があるようだ
「上海科技術館」  いわゆる科学技術館
内部の展示ではなく、この建物、特に大きなガラス球に興味を持って訪れた
大きさ等は不明だが、三角形のスパンを組み合わせた造形はきれい
展示は4階あり、例によって中国標準なのでどこも広い
古代地球から宇宙までそろっている
「東方明珠塔」の近くにあるショッピングセンター「正大広場」
日本関係の店も多く、日本人が総裁として立ち上げたとのこと
入口は混んでいたが、内部は広いのでこんな感じ
ここも吹き抜け多用で日本にこれだけの空間を持ったショッピングセンターはないな
「正大広場」のレストランからの眺め
この高さからだと対岸・外灘の古い建物群や黄浦江の船が美しい
スモッグも夕日とコラボすれば
印象派の絵のように美しい、かな?
左の王冠型は「ウエスティンホテル」
右の角は百聯世茂国際(ハワードジョンソン)ビル
「東方明珠塔」近くと外灘を結ぶ「観光隧道」
小さな専用の車両が行き来する
トンネル内は電飾され音楽も流れる
料金が高いのであまり乗る人はいないし、まあ、一回乗れば十分
ほぼ外観は完成した632mの「上海中心ビル」
200m隣に立つ「上海環球金融中心」が小さく見える
ここにも展望台が出来、今後はみんなそっちに行くのだろうか?
しかし、この写真(空港からの高速上)でもスモッグで靄っているので
そんなに上に上がっても見通しは悪くなる一方と思うが・・・

 

●○●訪問・散策のコメント●○●
・浦東地区は観光向きかと言えば、まあ、一回行けばいいかなという感じ。高層ビルは見所だが下に行ってしまうと迫力はあるが建物の姿はわからなくなってしまう。
・高層ビル街はある意味新宿西口のようでもあるが、ともかく広さが違う。新宿の5倍の広さはあるので結構大変。治安はよさそう。

・上海科技術館は同名の地下鉄駅と連結しており、地下には巨大なショッピングセンターがあるらしい(未訪問)

・外灘を望めるレストランは数はあるが窓際席は予約要。
・外灘~東浦間は一般的に地下鉄利用が安価。タクシーだと橋を渡るので遠回りになる。観光隧道は一番便利だがやや高い。
・「上海環球金融中心」などの高層ビル展望台は入場券売り場やエレベータで混むので見学時間は1時間半~2時間は見ておいた方がよいだろう。