上海の公園

上海の中心街には大小の公園がたくさんあるが、
ここでは、たまたま訪れたほんの一部の公園を紹介

(訪問、撮影:2012、2013年、 2014年)

淮茂緑地
花園飯店(ホテル・上海オークラ)の敷地内にある庭園
ホテルの南側の部屋からは下に全体を望める
池や芝生などがあるがホテル敷地内ので結婚パーティが催されていた
一般の人は入って来ない
襄陽公園
面積は広くないのが、賑やかな淮海中路に面している広場のような場所
ダンス、武道、太極拳、書道等で賑わっている
書道は地面に水筆で描くもので、書いたそばから消えてしまうが
お金もかからず、大きな字も書き放題なので良い趣味だ
日本ではみられない風景だが、親しみを覚える
復興公園
フランス租界時代に作られたフランス庭園風の公園らしい
訪れた日は週末だったので朝から人が多かった
広い公園なので場所によって遊ぶ内容が分かれている
下は入口・売店付近  テーブルゲームをしている人が多い
音楽コーナーは生楽団付きで本格的
舞踊コーナー フランス庭園風
芝生エリアで人気はこれ(名前不明)  初めて見るものだった
軽いドラゴン?の一端に駒のようなものを付け、
その慣性力を利用しつつ?ドラゴンを上手く宙に舞わせるようで
道具としては駒が重要みたいでいろいろな種類を販売している
上手い人はこんな具合に舞わせる
駒の回るブーンという音もしている
この人は初心者で体に巻きついてしまった
結構習熟が必要なようです
世紀公園
浦東の高層ビル街の東側にある新しい広大な公園
中心に池を配置し、周囲には植栽が多いが、いま一つ落ち着けない
恐らくジョギングとかには良い公園なのだろう
ボートに乗ってみた
ちょっと暑いので足漕ぎは大変だな~と思っていたら何と電動だった
しかし、非力  ちょっと風が吹いたら風上にはなかなか行けない
湖上からは浦東高層地区の新チャンピオンビル「上海中心ビル(632m)」(左側)と
今までのチャンピオン「上海環球金融中心(492m)」が霞んで見えた
大境閣
ここは公園ではなく史跡  あまり人は来ない
上海は昔は円形の壁で囲まれた街だった(上記グーグル地図の緑円)
今もその円形は道路として残っているが、一体は再開発で一変しつつあり
当時のもので残っているのもはほとんどない
大境閣は城門の一つで博物館として運営されている
古地図の10時当たりの門が大境閣 建物、壁ともに再建されたもの
博物館の一部 同治五年(1866年)の建築と記されている

 

●○●訪問・散策のコメント●○●
・他の記事にも書いたがキヤッチセール、靴磨きに気をつければ治安は良いが油断は出来ない。夜間やあまりに人が集まり過ぎているところは止めた方がよい。
・この記事では「襄陽公園」、「復興公園」の様に市民が集まって来て、いろいろなことをやっている公園が楽しい。史跡やショッピング街などより中国に来たという感じを味わえる。特に土日は盛ん。