上海周荘古鎮
Zhouzhuang

タイトルは上海・周荘古鎮としたが、
実際には上海ではなく隣の江蘇省昆山市にある。
朱家角と同様に周囲を川や池・沼に囲まれ、
村の中にも多くの水路が通っている。
水運から陸運に変わって時代に取り残されたのが、幸か不幸か、
今は古い中国の水郷村として観光業で繁栄している。

訪問・撮影:2014年6月

上海からはツアーミニバスは古鎮の入口まで行ったが
運転手が船で古鎮に入るのが風情があると言って(推定)
全員が船乗り場に到着
船は別運賃で、運転手に何がしかのリベートが入るのだろう
土産物屋とガイドの関係と同様
右写真の鉄橋を越えてかなり向こうに古鎮がある
実際の所は古鎮の入口までの風景は退屈
古鎮の一番奥に到着するが、この辺の風景だけは少し見られる
この形の橋は中国風できれいだと思う
全福講寺というお寺の桟橋に到着
池にはたくさんの赤い鯉が泳いで出迎えて?くれた
お寺を出ると早速、水路があり、橋や舟が目に入って来た
周荘の水路は幅が狭い 船溜まり
古鎮内は水路と路地が入り組んでいる 乗り場へ廻船中の舟
観光船乗り場で客待ちする舟
ここは女性の船頭が7割とか
空いていたので早速、乗船してみた
清流が流れる水路ではないが
幅狭い水路を櫓漕ぎで進む
家々と古い橋が見所
有料だがこの地の歌を歌ってくれる
素人なので上手くはないが
回りの建物に響いてムードある
他の古鎮同様、観光客向けの土産物屋、食べ物屋が並ぶ
この日は人出は多くなかったのでゆっくり散策できた
古鎮内は中国人観光客がほとんどだが、
写真でみるとスマホ依存、肩掛けバックなど日本人と変わらない
この狭い水路には観光船は入ってこないが
清掃用の舟が来てゴミを取っていた
ポイ捨て文化の国なので道も水路もきれいにしておくのが大変だが
両方ともきれいだったので古鎮としては努力している
建物や橋は適度に古く、適度にメンテされおり
丁度よい具合の水郷村の風情を醸しだしている

 

●○●訪問・散策のコメント●○●
・上海からは路線バスも出ているが、街の駐車場までで古鎮入口まではそこから少々の歩き(あるいは自転車タクシー)になるのでやや不便。タクシー借り切りだと800元位か?朱家角より遠いので高くなる。中国語が不自由な個人客としてはツアー(出来れば日本語対応)に乗るがベストと思う(今回利用)。いずれも距離があるので、朝出て午後帰るので一日仕事になる。
・古鎮内は管理されているエリアなので、特に問題は感じないだろう。
・レストラン、喫茶は地元レベル質のものから、日本レベル質(みかけですが)まで様々にある。英語はほとんど通じない。
・観光船の乗り場は一カ所で、皆同じルートを回る。料金は一艘売りなので少人数は割高になるが、もとの料金(100元位)は大したことはない。オプションでの歌は20元で3~4曲歌ってくれる。