石林 Shilin 

この一体には秋芳洞の様な石灰石のカルスト台地が広大に広がっている
ここでは地上の土が降雨で流された為に、石灰石の岩が地上に突き出した状態が続いている
その特に集中する一角を石林公園として整備してオープンしている

「世界遺産に登録申請しているが岩に文字とか刻んでしまっているので無理だろう」
と、訪問時にガイドの人は言っていたが、無事2007年に世界遺産に登録された

石林はこの公園だけでなく、周囲の農村地帯一帯に広がっているので
そんな日常風景の中にある石林を見るのも面白いと思う

(訪問・撮影:2006年11月)

人の大きさと比べると分かるが20~30mの石灰石が
正に針山の様に連なっている

近くで見ると年々の浸食もあり
崩れた岩も多い
内部散策路入口付近
確かにデカデカと文字が刻まれているいる
内部散策路は整備されているが所々大変狭い場所もある
石林に囲まれた曲がりくねった散策路は迷子になったら大変
また、ところどころ狭い場所や体を斜めにしなければ通れない場所もある
この様に首がようやく通る場所も
首の太い人は通れないので
下の穴から抜ける
所々に「何か」に見える岩がある
もちろん、これは「象」
左に「猫」、右の岩影に「ネズミ」が隠れている
 
●○●訪問・散策のコメント●○●
・団体活動だったのでアクセスや入場などの子細は不明。
・散策路の出入口は一カ所のようなので迷ったら出入口に戻るのがよいだろう。散策路は岩に囲まれ風通しが悪いので気候によっては相当暑く感じる。散策時間は写真をとったりして大体30分~1時間程度。
・散策路内部には売店はない(と思った)が、外にある。現地に住居する少数民族イ族の少女たちの売店もあるが、少女達の頭のかぶりものに手をかけてしまった場合、その子と結婚しなければならないとの事なのでくれぐれも手をかけないようにと注意された(笑)。また、無料の民族踊り小屋等で多額のチップを要求された等もあるようで、ここに限らないが注意は常に必要。