厦門市街地区
厦門(Xiamenまたはアモイ)は歴史ある街
16世紀からはお茶を中心とした貿易港として栄えた
大きな街ではないが経済特区に指定された自然豊かな文化都市でもある
台湾の大陸側対岸で、台湾本島とは約200Km離れているが、
厦門からたった20Km先に台湾領土の金門島が浮かんでいる
過去には軍事衝突もあったが、今の厦門には「台湾」の文字も多くみかけられる
訪問・撮影 2013年2月
思明南路という厦門一番の高級ショッピング通りの朝と夜 上海、北京とは規模も豪華さも比べようもないが 身の程にあったものとは言える 夕方~夜にかけては人通りも多かった |
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思明南路の裏側の街区 電柱も電線もなくすっきりとした街並み 派手な看板がなければヨーロッパのどこかと思ってしまうかも |
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思明南路/北路と中山路の交差点 左右とも欧州風スタイルの建物だが、これらは新しい建築 中国は建物の劣化が早いので、少したつと歴史建築に見えるかも 港に通じる中山路は日中は歩行者道路になっている |
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これも欧州風の建物 三角と半円のペディメントをもったエディクラ(神殿)スタイルの窓が並ぶ ディーテイルはいいかげんだが、ぱっと見の雰囲気は出ている |
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本物の教会堂があった ハートマークは教会堂に関係するものかと思ったら店の宣伝らしい 「陶郷に愛がある」、「陶郷」が分からない この教会堂の建築様式としては明確なものはない 正面はローマ風の三角形のペディメントを柱が支える形だが、 この柱のプロポーションは細すぎる 入口が三つあるので「三廊式」にも見えるが内部は不明 |
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中山路の商店の並び 間口は狭いが奥は結構ある 京都の町屋風 |
正月の飾り売り? |
少し周囲を歩くと緑が多く このような一時代前のスローガンも |
廃線になった鉄道は歩行路になっていた 線路はわざわざ残してある |
厦門大学などの文京地区には洒落た喫茶店もあり 散歩途中の休息には最適 |
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木が先か?塀が先か? | 南国なのでガジュマルの木が多い その生命力の強さは 信仰の対象になっているようだ |
不思議な建物 厦門大学の建物らしい 建物本体は西洋風でギリシャ神殿風の柱が並ぶ しかし、屋根は大きく湾曲した中国風 日本の昭和初期の建築で「帝冠様式」というのがあった 建物本体は西洋式で屋根が和式のもの (和が上に乗っているので和が西洋式よりエライということだったらしい) それと同じようなスタイルの建物 |
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港のそばの人和路 通称は「台湾小吃街(台湾軽食街)」 狭い路地の左右に台湾の食べ物を中心として店が所狭しと並ぶ 厦門では一番人出が多かった |
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台湾風お好み焼き? 虫偏に可という文字が分からない (追記:蚵仔煎とは牡蠣入りオムレツで台湾の料理だそうです) |
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串焼きや焼貝 日本の港街などでも見られる風景と同じですね |
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カップに置いてある果物をジュースに | カブトガニ・・・・いいのか? |
太刀魚みたいな魚の干物 歩道に直に干してある |
虫かと思ったら これは中国では貴重なナマコらしい |
海岸は浜辺は無いが、公園になっている 眺めがよいわけではないが、市民の憩い場になっている |
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海岸沿いは再開発が進み、近代的ビルが並び始めている その一つのビルの屋上にスターバックスのテラスがあった 今まで行ったスターバックスの中では一番眺めがよい 店は一階にあり、エレベータで登って来る 中国でのスターバックスの料金は日本より1~2割程度高め 物価差を3~4倍とするとコーヒーが1600円程度のイメージ ここは午前中でもあり空いていたが、 上海や北京のスターバックスは混んでいる |
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ホテルの窓から見えた不思議な建造物 確かめようと思って回りをうろうろしたが 軍用地の中にあったので近寄れなかった 給水塔か?はたまた特殊レーダ等の軍事施設か? |
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●○●訪問・散策のコメント●○● |
・市内の要所はほぼ徒歩で回れる広さだが、場合によってはタクシー利用も楽。 |
・繁華街や港からはやや離れた所にも高級ホテルがあるが、徒歩での散策を考えると港に近いエリア、思明南路/北路、中山路当たりを選んだ方が便利。 |
・治安上不安を感じることはなかった。怪しげな立ち売りもみかけなかった。軍事施設があるので、そういう所にカメラを向けるのは要注意。 |