ヨーロッパ建築様式の特徴

様式
ロマネスク
ゴシック
ルネサンス
バロック(ロココ)
新古典主義
時代
10〜12世紀
12〜15世紀
16〜17世紀初 17世紀初〜18世紀初
18世紀〜19世紀初
一言特徴
丸っこい、がっしり+どっしり

尖っている、垂直指向
整然、均等比率、左右対象、
水平指向、整数比例の正方形と丸形を基調と幾何学様式

うねり、ねじれ、ダイナミック,
内外別デザイン(部分最適、目的重視)、豪華微細

ギリシャ様式復活


軸組構造への回帰(円柱+エンタブレチュア+屋根)
壁、外壁
分厚い 薄い壁。窓やガラス多用。
フライングバットレス

外壁への繊細な絵画細工(石の聖書)

いろいろな物が整然と並んでいる。装飾壁。自然光の活用。
彫刻、彫像、レリーフが豪華。凹凸うねりのある壁面。

四角い建物にギリシャ神殿風を付ける様式


等間隔だが、柱自体あまり重視されない
豪華な装飾柱

束ね柱

等間隔、オーダ様式

ジャインアト・オーダ 双子柱

自在な柱間隔、多種の柱の混用
ギリシャ・オーダ様式
梁(エンタブレチュア)
あまり重視されない
あまり重視されない 水平強調の強固なデザイン 立体的エンタブレチュア

ギリシャ風エンタブレチュア
屋根
破風
ロンバルディア帯

長い急な傾斜屋根
透かし細工パラペット

暖傾斜屋根

曲線ペディメント
ブロークン・ペディメント

急傾斜屋根、
マンサード屋根

パラペットに隠れる平屋根
渦巻形装飾(ヴォリュート)

ギリシャ神殿風(低勾配)
アーチ
アーケード
半円アーチ

ポインテッドアーチ

しっかりしたエンタブラチュアと半円アーチ







少ない・小さい

半円アーチ窓隅切り窓


多い・垂直方向の大きな窓・ステンドグラス

ポインテッドアーチ形状

オジーアーチ

トレーサリー

バラ窓とランセット窓(下)

バイフォレイト窓(双子窓) 曲線形状窓

手の込んだペディメント付き窓

パラディオ式窓

ディオクレティアヌス窓(浴場窓)

ベイ(室内空間の区切り単位)
正方形

方形(正方形、長方形)、



方形(正方形、長方形) 方形、楕円


天井
トンネル・ヴォールト(構造体)

交差ヴォールト

リブ・ヴォールト(非構造体)

多彩なヴォールト形状、装飾リブ


天井絵、ロココ様式

ポーチ
立体感あるポーチ、
ポーチ上のティンパヌム
立体感あるポーチ、豪華な装飾 シンプルなポーチ
ポーチ上のペディメント

階段


二重螺旋階段、対階段、


室内装飾
石材そのまま
石材の表面を装飾加工

華麗なロココ装飾、
鏡の活用


教会西側の対塔アームピット(袖廊と内陣の間)塔
教会西側の対塔、
高い塔、
ニードル尖塔、
小塔(タレット)と小尖塔(ピナクル)




ブラインド・アーケード

人間サイズ志向
設計者(アーキテクト)の分離