ブルージュ
Brugge
ベルギー北西部の古都。北海には直接面していないが、海までは10Km程度。旧市街は世界遺産にも登録されている美しい街。
「
ブルッヘ」ないし「ブリュッヘ」とも呼ばれる。
(訪問・撮影:2008年7月)
ブルージュ駅 閑散としているが背後は再開発か?現在は様子が変わっているかも
駅の前に広がる公園を抜けて旧市街までしばらく歩く
旧市街の街並み。高い建物は教会のみ、は欧州の基準。
最上階の破風は看板建築の様に美しく造形されている
商店は住民向けと観光客向けが混在
路地も雰囲気ある。看板に漢字が見られるが中華レストランらしい。
マルクト広場に立つ83m高の鐘楼
Belfry of Bruges
は
街のシンボル(教会堂ではない)で遠くからも見える。350段強の螺旋階段をヒーコラ言いながら展望台まで登れる。
展望台からの風景。一つ一つの屋根の形は東洋系の屋根に比べると単純だが形がそろった茶系の屋根が並ぶ姿は美しい
運河を行く観光ボートの姿も見る
マルクト広場の隣にあるブルグ広場Burg Square。周囲の建物が美しい
ブルグ広場にあるブルージュ市庁舎(Stadhuis)。14世紀の建築らしい。ゴシックのポインテッドアーチ風の縦長窓(若干オジアーチ風のトップ)。その上部には三つの丸型のトレーサリー(透かし飾り)が美しい。人物像は街の有力者か?その下には各地域のマークが並ぶという賑やかさ。
ブルージュ観光の目玉である運河ボートに乗ってみた
。
適度に広い運河なので建物の圧迫感はなく、いい感じ。整然と並んだ窓は美しさと冷たさを同時に現す。
人々が覗く
犬が覗く
人形が覗く
下船後、自分たちも覗く
ムール貝は時期であれば食するべし。これで一人前。
各国国旗に塗られた木靴が並ぶ 。その下は文字とマークで顔?
何となく地蔵チック
上の方のアーチの形をチューダーアーチ(四芯アーチ)という。 それと文字を打ち抜いたゲートがきれい。
●○●訪問・散策上のコメント●○●
・世界遺産の旧市街の散策時間はボートや昼食を入れても4時間程度で可。狭い街なので全部徒歩で回れる。駅からは15分程度の徒歩で旧市街へ。
・ブリュセルからは容易に日帰り可能。ただし、ブリュセル駅は櫛形のターミナル駅でないので、複数のホームに列車が入り乱れてくる。且つ、時刻通りには来ないし、ホームの変更もあるので掲示板に注意し、乗る前には駅員に確認した方が安心。
・レストラン、喫茶ともに豊富。
・ボートはブルグ広場のそばの運河から乗船できる。冬は運休。