コルマール  Colmar

ライン川西側に20Km程度離れたフランス・コルマール。 神聖ローマ帝国自由都市であり823年の文献に名前が記述されているとのこと。 近世はドイツとフランスの覇権争いの中で国が何回も入れ変わり、 旧市街に並ぶ家もドイツ風、フランス風の両方が見られるが、 第二次世界大戦の戦禍に見舞われることなく昔の雰囲気がよく残っている町。(訪問・撮影:2010年7月ライン川~モーゼル川クルーズの途中にて)

 
モンターニュ・ノアール広場Place des Montagnes Noires  小さなあまり面白味ない広場だが周囲にはドイツ風の木組み(ハーフティンバー)とフランス風の建物が共存していて歴史を感じる
ロシュ川沿いはプチ・ベニスLa Petite Veniseと言われる。 水路(かつてはワインを運ぶ運河でライン川につながっている)は幅広くはないが観光船も運行されている。しかし、ベニスとは大分違うな。
ロシュ川に沿ったポワッソヌリ通り(魚市場河岸)Quai de la Poissonnerie。パステルカラーのドイツ風木組みの家が並び、旧市街でも一番の見所。
やや大型の家が並ぶタナール通りRue des Tanneurs
旧市街の中心にあるアンシエンヌ・デュアンヌ広場Place de l'Ancienne Douane。この当たりから先はフランス風の建物が増えてくる
エグリース(教会)通りRue de l'Égliseは両側に土産物屋が軒を並べる
左側の建物は「ハウルの動く城」のモデルとなったMaison Pfister (残念ながら全景写真無し)
聖マルタン教会堂St. Martin's Church。14世紀中旬に建築されたゴシック様式の教会堂。特に石材の美しさが目をひく。
旧市街観光用のカート。暑い日だったので歩く代わりに乗ってみたが、暑かった。結構早く走るのでゆっくりは見れないので、やはり歩いた方がよい。ユンテルダム広場から発着する。
旧市街で見かけた商店風景
ユンテルダム広場Place des Unterlindenと隣接するウンターリンデン美術館MUSEE UNTERLINDEN
美術館の隣で見かけた日本食レストラン。赤提灯は・・・ここの風景にいかがなものか(笑)