リューデスハイム  
Rudesheim

世界遺産の「ライン渓谷中流上部」を巡るライン川クルーズの北側の起点となる町。 ここから南のコブレンツまで、船では約4時間のクルーズになるが゛、 通常のツアーでは途中まで約1時間半~2時間のクルーズになることが多い。

リューデスハイムはライン川に東岸沿った小さな町で周囲は直ぐにブドウ畑になる。  こんな小さな町でも大戦中は連合軍による爆撃で古い建物はほとんど失われたとのこと

(訪問・撮影:2010年7月ライン川~モーゼル川クルーズの途中にて)

 
ライン川の港から町の風景  背後の南面にはブトウ畑が連なる
離れたポートから町まではカートも運行されている
ライン川沿いの遊歩道
駅は町の西の外れにある
ライン川沿いのライン通りに並ぶ店  建物の形は違うが日本の観光地と似た雰囲気を漂わせる
駅のそばから山に登るロープウェイKabinenbahn。 二人乗りの小さなキャビン。町とライン川、ぶどう畑を眼下に望みながら進む
ライン川は川幅広く、水流豊か。アムステルダムからスイスのバーゼルまで観光船だけでなく、多くの大型運搬船が頻繁に航行する水運路になっており、扱いとしては公海と同じようにば自由航行ができる。この為、面白いことにスイスは内陸国で国際港を持たないと思われるが、実際にはバーセルを国際貿易港と見なすことができる。
ロープウェイで登った先にはニーダーヴァルト記念碑Niederwalddenkmalがある。普仏戦争後のドイツ帝国発足を記念して1883年に建設された。人物像はゲルマニア人の像。
16世紀に建築されたというブレムザー館Brömserhofは自動演奏楽器博物館として公開されている。電気が無い時代によくこれだけのものを作ったな、と感慨深い。
ブレムザー館の城館部分は天井の細工や絵がきれいに残されている
ドロッセルガッセ(Drosselgasse)通称「つぐみ横丁」と言われている短い小路。両側にはワインの居酒屋が並ぶ。訪問時は早朝だったために人がいないが午後~夜は賑やかになる、と。