ボート乗り場 |
最近は豪華クルーザやヨットを持つ人も結構いるようだが、ボートはまだまだ庶民の娯楽乗り物の一つだ。都内や周辺に数えれば結構な数のボート乗り場があるので巡ってみた なお、搭乗は基本的にはロウボート(手漕ぎボート)にしている。また、料金は消費税アップ等で変わっているかも知れませんし、営業季節・時間についても場所によって異なっています グーグル・マップでの場所表示 |
上野公園不忍池 ロウボート600円/時間。 ボートに乗れるのは不忍池全体の三分の一位の長径280mの半円形の部分。そんなに広い池ではないので、解放感はあっても1時間は結構長く感じる(途中で下りた)。周囲に高層建築が少ないので空が広く感じ、新鮮な感じ。野鳥も散見され、都心の雑踏からしばしの遊離を味わうことが できる。 |
千鳥ヶ淵 ロウボート1600円/時間(観桜時期)。 桜の季節に二回乗った。意外とボートに乗る人は多くないので、午前中だったら比較的短時間の待ちで乗れる。水面上からは左右を高い城壁とそこに植わっている桜の木に囲まれ、下から見上げる見事な桜は新鮮な眺望。乗る価値は大いにあり。 水面の幅は広くないが長さは750メートル位あり、ゆっくり観桜していくと全体一往復で小一時間は過ぎる。城壁の上の観桜路は人で一杯だが、水面のボート は限られており、また水面からは観桜路の人は殆ど見えない。なお、ボートは側面が低く、漕ぎにくいタイプ。 |
石神井公園 ロウボートは30分520円。 池の幅は狭いが奥行きは700mくらいあり一往復30分かかった。ボートはやや細身だが漕ぎやすいタイプで後部席も座りやすい。眺めが良いわけではないが、周囲には樹木が多く、新緑・紅葉がきれい。南側に木が繁っているので夏でも日陰で涼めそう。途中の小島にかかる橋を潜るの が面白い。 湖畔では釣り(許可されている?)とか模型船の航行などを楽しむ人もいる。 |
井の頭公園 ロウボートは60分600円。 ボートはやや幅広で、オールの位置が低いので漕ぐときに自分の足に当たり、大変漕ぎにくいタイプ。最奥まで400m弱だが、 ボートが多く避けるのに苦労する。昔は途中で岸につけてアイスなどを買えたが今は不可。ここも南側に木が繁っていて日陰になる。両岸は水面とあまり高さが変わらない散策路になっていて、ボートから見る風景はさほど新鮮ではない。 |
横十軒川親水公園 ロウボート100円/30分。 コースの長さは約1Kmくらいあるが幅は10~20メートル程度。 周囲は立ち木や建物が並んでいるので見通しはないが、 いくつもの橋があり、岸も近いのでアムステルダムの運河の雰囲気がごくごく少しだけある。乗船口は両端にあり、一方で乗船し、他方で下船する事もできる。 なお、川と言っても実際は流れは感じない。 |
新左近川親水公園 スワンボート100円/30分。 ここはロウボートはやっていない。スワンボートは自転車と同様なペダル漕ぎなので楽と言えば楽だが、子供にも漕げるように小振りの作りなので、長身の大人にはちょっときついのが難点。思ったよりは早く進むが操舵が結構難しい。屋根があって太陽を凌げるのはベター。ここも川とはいっても流れはなく、実際は細長い池で、端までは800メートル位あるので往復は結構距離感ある。景色は面白いものではない。 |
昭和記念公園 ロウボートは700円/1時間。 1/4の円のような形の人造池で長さは300m程度なので1時間は持てあます。特に景色がよいわけでもないが、湖面からの風景は周囲を緑に囲まれているので,停泊して風にまかせてのんびりするのが気持ちよい。水鳥や魚(鯉?)が船縁によってきて餌をねだる。鯉がみえるので水は結構澄んでいるようだ。搭乗日はボートは10捜程度しか出ていなかったが、全体の数は多そうで、全部出場したら湖面は相当の混雑になるだろう。 |
碑文谷公園 ロウボートは200円/30分。 70x140mの8の字形の池で、8の字の真ん中のつなぎの 所に島がある ような形。ボートは島を中心として一周回れるが、狭いので30分でも持て余す。水は澄んではいなかったが、鯉・水鳥・亀が多く生息し船縁に寄って来る。 ボートはオールの位置が低く漕ぎにくく、湖面は狭い上に回りを高い木々が囲んでいるので解放感も乏しく、快適なボート場は言い難い。 |
洗足池公園 ロウボートは400円/1時間。 280x140m位の池で最奥部には神社がある島があり、その島に架かる橋を潜るのが一番遠いところ。池の周囲には緑や花々が美しく、散策路や神社等あり、若い人の訪問が多かった。湖面上からはビルがほとんど見えないので空がすっきりと広いのが心地よい。最近はロウボートよりスワンボートの方が人気。 |
見次公園 3月中旬に訪れたが、ボート営業は4月1日からで影も形もなく、乗船はしていない。池はそれほど大きくなく、また周りの植栽も少なく、南側は高速道路高架があり、ボートに乗ってもリラックスはできそうもなかった。 |
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