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面白

ここでは他の項には入らなかった様々な場所や事物を取り上げています。変わってしまっているものもあるでしょうから、実際訪問される時には調べてから訪問してください。

グー グル・マップでの場所表示
 

ヒカリエ近くの落ち着くお寺
渋谷区渋谷3-5-8    東福寺
渋谷のヒエリアから直線距離で200mも離れていないところにある。街の騒音が全く聞こえないということはないが緑も豊富で美しい。本堂の回りの縁側に座ってゆっくり時を過ごす外人がいたが、正にそんな感じを受けるお寺。なお、本堂右前に石像があるが、それは先代の住職の像らしい。これも静かに佇んでいる。


火の見櫓
江戸川区東瑞江2-39付近
火の見櫓と言っても分からない人が多くなったと思うが、昭和30年代までは消防署等に塔があり、その上部に監視員が立ち歩き付近の火災の煙を監視していた。今となれば牧歌的風景であるが、実際真面目に行われていた。電話も満足になかった時代だ。その火の見櫓も多くが取り壊され、都内では見ることも少ない。ここの火の見櫓は監視員が立って見張っていたかどうかは不明だが、半鐘が備えられたオリジナルな形に近い。この塔の隣には地蔵堂というものもあった。


銀河の塔
足立区大谷田3丁目4−20付近
「葛西用水親水水路の完成を記念して平成4年(1992年)作られたシンボルタワーで21世紀に向けた聖火をイメージとしている」とのこと。塔よりも正面の立派な階段に心を奪われ、しかし登った先には何もなく、横に銀河の塔と簡単な説明板(ほとんど読めず)があった。直線階段を登っていくとそこが行き止まりではなく、更にその上に螺旋階段があり、1周半位で庇?のある部分下まで登れた。しかし、登ったところで何か施設があるわけでもなく、また眺望も全く平凡。さて21世紀になって2020年の東京オリンピックも決まった中、この塔の存在価値は高まるのか??


巨像が好きなお寺
世田谷区野毛2-7-11 善養寺
多摩川の河岸段丘の住宅地にあるお寺。樹木が多い参道の脇に大きな石像がいくつも並ぶ。境内にはカヤの大木もあり、全体に大型志向?真言宗らしいが、どうも真言宗のお寺にはユニークなところが結構多いように思える。他の宗派に比べるとおおらかというか縛りが緩いというか個性があって面白い。石像はなんとなく中国の香りがするが・・・。


亀戸大仏
江東区亀戸4-48-3 常光寺
納骨堂の上に建立されている白亜の大仏。「大仏」というのは高さ
1丈6尺 ( 約 4.85m)以上をいうらしいが、ここの大仏はその最低高位。しかし、まわりに建物がないので結構大きく、また白い姿が青空に美しく映えてみえる。築造年は不明だが、新しいものだろう。


双体道祖神
江東区亀戸3-38-35 亀戸天祖神社
双体道祖神は信州安曇野等の路端でよく見られるものであるが、最近はそのかわいさもあり都内でも目にすることが多くなっている。この神社には幾つかの新しい道祖神が置かれており癒される。


持経観音
江東区亀戸3-43-3 普門院
右手にお経の巻物を持った観世音菩薩像。女性的な風貌だが、観音自体は基本的には無性別。このお寺はやや荒廃しているが、それ故この観音像が手つかずの自然に溶け込み存在感を醸し出している。古いものではない。青銅製か?



五智如来像
葛飾区柴又7-5-28 真光寺
如来というのは仏教の世界では釈迦や阿弥陀など悟りを得た(解脱)した人。どの如来を信仰するかは宗派によって違う。「南無阿弥陀仏」と阿弥陀如来を唱える浄土宗系、「南無釈迦牟尼仏」と釈迦如来を唱える臨済宗・曹洞宗。真言宗は大日如来を信奉し、その他の如来はその配下にあると考える。
この寺は真言宗であり、中央に大日如来を配し、左側に不空成就如来・阿弥陀如来、右側に宝生如来・阿閦如来が並んでいると説明されている。5体もの如来が並ぶ五智如来像は珍しいものであろう。


洞窟のヘビと不思議な狛犬
江東区冬木22-31    冬木弁天
小さな神社で右手奥に不思議な空間があった。一番奥の葦簾で囲まれた部分に狛犬が並んでいる。何を守っているのだろうか?その手前のちょっと気がつきにいく穴を覗いてみたらヘビ(置物)が数匹居てびっくり。ヘビは神様のお使いというが。何か面白い神社。


三すくみの像
港区公園 4-8-55 宝珠院
蛇がカエルを食べる。カエルがナメクジを食べる。ナメクジが蛇を溶かす。という三すくみの像が境内にある。カエルとヘビは分かりやすいがナメクジはちょっと見つけにくい。説明には「物事が動かなくなる。転じて平和を願う私どもお寺の気持ちが表現されている」とあったが今一つ意味不明。



東京タワー下の地蔵の祠
港区芝公園4丁目3 公園北側の断崖
東京タワーの南東側の公園の一角に小川が流れている。その源付近の崖に石仏が数体並べられている。護岸や崖は整備されているが、この石仏はいつからあるのだろうか?崖、石仏、小川と直ぐ横に立つ東京タワーの対比が面白く、不思議な光景だ。



昭和のホーロー看板
目黒区下目黒2-17-23  ワイン居酒屋 SHIMOME前
店の前に昭和時代のホーロー製の看板がたくさん貼ってある。内容に統一性はないが、見覚えあるのも多く懐かしい。「昭和浪漫倶楽部」と札がかかっているのでそういうクラブ活動なのだろうか。



昭和のホーロー看板
台東区三ノ輪1-12  三ノ輪橋駅構内
都電三ノ輪橋駅のホーム手前に何枚かの看板が掲示されています。枚数は多くありませんが、この昭和チックな都電と良くあいますね。


たのかんさー(田の神様)
豊島区東池袋1-50-23  池袋駅前公園水天宮前
「たのかんさー」は九州地方の田んぼに置かれている土着の神様。もちろん、米作の豊穣に寄与する。彩色がされていたり(真ん中の写真でも唇が赤)、あるいは豊穣な田んぼの「たのかんさー」を他の農家が持って行って自分の所に置くこともできるらしい(もちろん後日返却)。東京ではめったに見る像ではないし、関東地方の田んぼにはない。好きな人が飾っているだけである。「たのかんさー」はまた子宝、子孫繁栄の神でもあり、この蓑笠をかぶった姿を後から見ると男性のシンボルの形になっている。(写真の影で推測して)


東京の赤鳥居列
文京区根津1-28-9  根津神社
昨今は京都の伏見稲荷神社の赤鳥居列が大変な人気らしいが、東京で一番並んでいるのは根津神社ではないでしょうか。100メートル弱位密集度高く並んでいる。


怪しい霊感一杯の神社
豊島区南池袋3-18-25  開運威光稲荷尊天
神社入口は特に変哲もないあっさりした風情だが、歩を進めると鳥居が散漫に並ぶ参道は坂となり、曲がりくねりどんどん奥へ。周囲は樹木に囲まれしっとりとし、そこそこに狐の像がふと現れる。拝殿とおぼしき所が終点ではなく、更に道は奥へ奥へと。怪しげや小さな社が幾つか並ぶところでUターンとなる。面積で言えばそんなに広くないが、なんか山奥の怪しげな神社に行った気分になり、何かが憑依した気分になった。「良運」ならばよいのだが・・・。


昭和ムード一杯のガード下
港区新橋1-3-10  JR高架下
「ガード下(高架下)」というとまず良い印象はなかったが、最近は駅横のガード下を洒落た商店街等にする場合も多くなっている。確かに音と振動を何とかすれば利便性は良い。ここも数年後にはきれいに生まれ変わるのだろう。今は昭和ムードのガード下飲食店がまだ残っている。そして再開発待ち?の「インターナショナル・アーケド」と命名された通路(新橋駅への近道と案内されている)。新しくなってもこの看板だけは残してもらいたいものだ。