(すいきんくつ)

水琴窟とは
地中に大きな瓶や壺を逆さまに埋め。そこに水を滴らせ、瓶の中に落ちた水滴音を楽しむという優雅なものです

瓶の中で反響するとは言え、とても小さな音ですので直接聞くのは難しい場合もあり、竹筒を用いて聞きやすくしてあるところも多いです

全て自由入場・拝聴が出来るところです
場所・開場日時等は施設名で検索して調べてください

グー グル・マップでの場所表示

品川区立品川歴史館
品川区大井6-11-1
同館建設中に敷地から水琴窟が発見されたのを契機に再現した、とのこと。きれいに整備された庭園(秋の紅葉が見事だった)の一角に作られていた。杓で下の小石の部分に水をかけ、直接音も聞けるが、竹筒を使っても聞ける形になっている。木立に囲まれた落ち着いた環境。


梅窓院
港区南青山2-26-38
地下鉄神宮外苑前の近く、青山通りからちょっと奥にひっこんだ所に、 結構広い墓地を伴ったお寺。「こんな賑やかな所に
という感じ。
洞水門(水琴窟の別名)はその墓地の一角に作られている。杓で水を流し、直接音を聞く。回りは静寂というわけではないが、結構よく聞こえ、都会のビル群の中、一風の清涼感を味わうことが出来る。なお、墓地であるので、訪問に当たっては入口の受付に一言断ってから入場させていただく。1992年の作。

掲示されていた案内より抜粋

「洗心(のひびき)
幻の音ここ洞水門(水琴窟)は昭和58年東都に発見されてにわかに世人の注目するところとなった。これは化政の頃、茶祖小堀遠州の創見にかかるが確証はな い。土中に瓶(壺)を埋めてわずかな水滴がかもす反響音である。この(中略)清音はまことに大慈、大悲の佛心そのものと云うべきか。この無心清浄の風韻にこころを洗い、せめてもの本院祖廟の慰霊に  亦  しばしの遊心にもと  ここに再現を期した。(後略)」
天龍寺
新宿区新宿四丁目3番19号
伊勢丹や丸井などからさほど離れていない明治通りに面した寺院。入口は広くないが、境内は結構奥が広く、水琴窟は墓地と本堂の間にきれいに作られていた。写真の背後は墓地。杓で水を注ぎ、直接音を聞くスタイル。道路の擦過音と何かの工事音に囲まれ、やや厳しかったが、繁華街のすぐ近くにこのような癒しの空間 があることは嬉しい限り。


稲荷鬼王神社
新宿区歌舞伎町二丁目17-5
歌舞伎町のラブホ街を抜けて、地下鉄東新宿駅のすぐ近くにある。回りは大久保が近いので韓国関係の店舗が多い。その一角に神社はある。 山門から正面が稲荷鬼王神社。拝殿の右側の目立つところに水琴窟(ここでは天水琴という)はある。竹筒で水琴音を聞くが、ここの特徴は杓で水を注ぐのではなく、大きな瓶に雨水を溜めてあり、その自然の水滴が奏でる水琴音を楽しむ。 不規則なので聞こえない時間があったり、連続で聞こえたりで面白い。竹筒を通して聞くので大変澄んだ軽やかな音が聞こえる。2004年の作。


恵比須神社(三島 神社)
新宿区歌舞伎町二丁目17-5
稲荷鬼王神社の境内にある末社の一つ。参道、左側にあり、水琴窟はその入口に作られている。ここは杓 で水を注ぐ形で、竹筒で音を聞く。水を注ぐ場所がちょっとわかりにくく、違う場所に注ぐと音がしない。竹筒なので音はクリアー。2004年の作。
泉岳寺
港区高輪2-11-1
泉岳寺のホームページを見ても出てきませんが、山門と赤穂義士墓地の中間あたりにあったと思います。赤穂義士の墓も木々がない明るい場所にありますが、ここ の水琴窟も明るい場所にあったように記憶しています。また、ここの水琴窟は地中に埋められているのではなく、地上に瓶が出ている形ですので、仕組みがよくわかります。水琴音は気のせいか、地中にないせいか、ちょっと甲高い感じ。赤穂市から寄贈されたそうです。
(写真無し)
池上梅園
大田区池上二丁目2番13号
入園門から右の散策路を歩いた所にきれいに整備されてある。音を聞くための竹筒が用意されていて、茶色い石の真ん中あたりに当てると良く聞こえる。訪れたと きは隣の池上本門寺からの太鼓の音が大きく、静かに水琴音を聞くことができなかったが、水琴音はそんなには高音ではない落ち着いた音のようでした。大田区の民家で発掘されたものを移築したそうです



南蔵院
葛飾区東水元2-28-25
「しばられ地 蔵」が有名なお寺だが、散策中に水琴窟の案内板を見つけた。事前の調べではあると分からなかったので嬉しかった。お寺全体をきれいに整備中で、裏手に水琴窟も作ったらしい。竹筒で聞くスタイルで、水琴音は結構低い落ち着いた音だった。なお、鐘楼の大鐘も自由につくことができた(一人一つき)。



御田いずみ霊園
港区三田4-3-20
墓地、会館ともに新しい建築の霊園のようだ。門~駐車場から直ぐ先に現代的な造作の墓石が並び(これは一つ一つ見ていくと興味深い)、その丁度真ん中あたりに水琴窟が設えられている。広い場所ではないが、こじんまりときれいにまとまっている。杓で水を垂らし、直接、あるいは竹筒で水琴の音を聞く。周囲は道路の騒音があるので竹筒の方がよく聞こえる。音色は高音が強い気がした。