Zhonglou  鐘楼・鼓楼  Gulou

故宮から真南には南門が配置され、
真北には景山、更にその少し北に鐘楼と鼓楼が配置されている

これら施設は故宮の南北中心線の軸上に配置されており
その軸には故宮を中心として南北に約23Kmほど直線道路が伸びている
この中心線は古い北京の街には行政、交通、 宗教的意味合いから重要なものだったのだろう

現在でも、その中央線は重要な基幹道路であり
北の端にはオリンピック競技場(鳥の巣)、プール等が作られた

訪問・撮影:2006年4月、2007年7月、2009年4月

銀錠橋付近から見た鼓楼(手前)と鐘楼(後)
鼓楼は1272年に時計台の役割で建築され太鼓で時を合図した
1800年に大規模改修があり、現在に至る
鼓楼に入場して、急な階段を登る 鼓楼の名の通り太鼓が並ぶ
現在は団体が来た時とかに打つそうだ
鼓楼の上から真南方向を望む
正面には景山とその展望台がみえる
その南側に故宮が広がっている
(景山展望台からの故宮の写真はこちら
上の写真とは反対に景山展望台から鼓楼の眺め
鐘楼は鼓楼の真後ろに隠れているので見えない
鼓楼の屋根の右側奥に銀色の塔のようなものが見れるが、
そのエリアが五輪スタジアム等がある所
左の方の飛び出たビルは確か報道センターになったビル
うっすら遠方に山が連なる
南側の道路から鼓楼を眺める 右手の方には前海が望める
鼓楼から鐘楼を眺める
真ん中の暗いアーチの奥に大きな鐘がつり下げられている
1420年、この場所に木造の鐘楼が建てられたが
1747年に大規模な改修を行い現在の形になった
前の広場には三輪力車が並ぶ
つかまらないよに・・・
北京の常で砂埃にまみれているが
63トンの大鐘。今は鳴らしていないようだ。
鐘楼の展望台から南側にある鼓楼を望む

 

・両楼への入場券は別々に販売している(共通券有無は不明)
・銀錠橋(前海・后海)と南鑼鼓巷の中間に位置するので、組合せた散策が便利。時間が無いときは眺望の面から鼓楼に登った方が面白い。
・この付近は三輪力車の営業が盛んなので、変な力車マンにひっかからないように注意が必要。乗るのであれば正規の乗り場から。