リエージュ  Liege

リェージュはベルギー南東部に位置し、オランダ国境と近い。 旧市街はリェージュ・ギユマン駅(こちら)からは2Km程度離れている。 とりわけ 有名な所はないが欧州の典型的な中規模都市の様相。また、オランダ・マーストリヒトからは日帰り観光船(こちら)でも訪問できる。 2008年は船で、2012年は列車で日帰り訪問した。(訪問・撮影:2008年7月、2012年6月)

 
マーストリヒトからのマース川クルーズは2時間半でリエージュに到着。
河岸に目立つ建物はグラン・クルティウスLe Grand Curtius。スペイン人富豪が17世紀初頭に建てた。現在は周囲の施設とあせて博物、美術展示館となっている(未訪問)
マース川の岸壁に接岸し、2時間ほどの自由時間が取られる
J.F.ケネディー橋と名付けられた歩道橋を渡った対岸が旧市街。河岸では日曜マーケットが開催されていた。
毎週日曜日の8時~14時に開催されているバッテ・マーケットMarche de la Batte。河岸道路にたくさんの店が出て、多くの買い物客で賑わっている。これほど大規模な青空市は珍しいのでは。
果物や草花
生地や端切れ生地
多様な民族・言語が行き交う
日本では見かけない展示法(向うではよく見掛ける)
鳥・・・食用
兎・・・多分食用
マーケットのそばにある聖バルテルミー教会堂Eglise St-Barthelemy (Church of St. Bartholomew)。11世紀くらいの建造らしい。時代からしてロマネスク様式ベースだが、大分改修の手も入っているようだ。塗装されていない灰色の石の部分がオリジナルに近いのかも知れない。
聖ポール大聖堂Cathedrale St-Paul (Liege Cathedral)  13世紀から16世紀に渡って建造されていったようだが、建築様式としては13世紀のゴシック様式となっている。東側に祭壇を置くオリエンテーションの形式を踏襲している。西側には塔があり、その下には入口があるはずだが現在は見当たらない。建設当初にはあったのかも知れないが現在は北側の袖廊が出入口になっている(左写真中央)。本来入口があるべき西側は直ぐに道路で余裕がなく、また市の中心部に向いた北側が便利で使われることになったのかも知れない。
内部も典型的なゴシック様式。尖頭アーチのアーケード、高い天井(ヴォールト)と放射状の梁(リブ)、大きな高窓(クリアストリー)、ステンドグラス・・・
旧市街の中心にあるプランス・エベック宮殿Palais des Princes-Evêques。元は11世紀のリエージュ君主スワーブ・ノジエ司教の宮殿だったが、16~18世紀のルネサンス~バロック建築の時代にかけて改修され現在の姿になっている。現在は州政府庁舎、裁判所として使われており、内部は一般公開されていないが、中庭の部分は立ち入りできる。
全体的には階を分け、整然と窓が並んだルネサンス様式(16世紀)  真ん中のゲートの部分は二本柱などゴシック様式が見られる(18世紀)
公開されている中庭。アーケードや窓が整然と並ぶ。しかし、ルネサンスにしては少し装飾過多で柱が微妙に階を貫いているなど、バロックの香りが入っていると思う
アーケード部分は天井のリブ模様も美しい。柱の間を細く黒い鉄のバー(タイ・バー)で結び強度確保しているのはイタリアっぽい
2012年訪問時は雨模様で寒く、観光客は少なかった
川沿いは平地もあるが、背後は丘陵になっている
整然とした事務所?
駅近くで見かけた残念な景観
イオニア風渦巻き模様が面白い
駅付近のイルジェズ風教会堂
テルメ柱のような柱飾り
 
●○●訪問・散策上のコメント●○●
・旧市街まではギユマン駅からタクシーかバスか徒歩(40分、途中の道はやや退屈)、あるいはもう一つ隣のリエージュ・バレ駅まで電車で行くかです。
・上に示した以外にも博物館、教会堂、施設など見所多いようです。ちゃんと見るために最低1泊は必要でしょう。
・この地区はフランス語ですが、観光関係は英語が十分通じます。